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新型コロナ禍のメディア接触実態調査

1. 【新型コロナウイルス禍のメディア接触状況の変化】
~テレビ、新聞、インターネットが大幅に増加、折込チラシや交通広告、屋外広告は減少~

10種類のメディア別に接触程度の変化を聞いたところ、「テレビ」「新聞」「インターネット(PC)」「インターネット(モバイル)」において、3割以上が「増えた」と回答。新型コロナウイルスの影響で生活者が不要不急の外出を自粛、家庭内メディアの接触機会が増加した様子が実感できます。一方、「新聞折込広告」は53.5%と半数以上が「減った」と回答。「交通広告」「屋外広告」も3割前後が「減った」と回答しています。
「新聞折込広告」については、これまでスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどの小売業が特売チラシを定期的に実施していましたが、多くの企業が販促活動を控え総体的な供給量が大幅に減少したことが要因と考えられます。

●新型コロナウィルス禍のメディア接触状況の変化(n=9,922)

2. 【コロナ禍で減少した新聞折込広告について】 ※意見や要望等(自由記述)
~効率的な買物のため、事前にチラシの内容を確認して買物に行きたいなど、「暮らしの必需品」として枚数の増加が求められている~

新聞折込広告利用者に「新聞折込広告」について、意見や要望を記述式で聞いたところ、「新型コロナで折込チラシの量が減った(残念、寂しい)」「折込チラシは暮らしの必需品(量が減って不便)」「折込チラシの量を増やしてほしい」といった声が多く見られました。「広告をみて買うものを決めていって手短に買い物を済ませたい」「必要なもの、買いたいものを事前に見定めることができなくなった」など、コロナ禍において「日常生活の買物の情報源」として折込チラシが渇望されている様子が窺えます。