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折込チラシとネット広告の併用で売上は3.5倍に

読売新聞がホームセンター大手カインズの協力のもとで実施した「小売業、通販業における広告効果測定調査」によって、折込チラシとネット広告を併用することで、広告を実施しない場合に比べて売り上げが約3.5倍に達することがわかった。

本調査は、関東のカインズ店舗のうち、商圏が類似する8店舗を選び、「折込広告だけを実施(折込)」「ネット広告だけを実施(WEB)」「折込広告とネット広告両方を実施(折込+WEB)」「広告を実施しない(無)」の4グループに分けて、同じ商品の売れ行きを、広告投下前後週を含めて各店舗のPOSデータで追跡したものである。購入者が広告を見たかどうかを直接的に把握することができないが、上記4条件の売り上げの差分を見ることで、広告の売り上げ貢献度を測定できる。

対象商品は高機能のフライパンで、広告上は定価で訴求することでセールやキャンペーンなど、広告媒体以外の売り上げに影響する原因が生じないよう配慮されている。結果としては、ネット広告と折込広告を併用した店舗の売上が通常の約3.5倍、折込広告だけを実施した店舗でも2.3倍と明らかに広告の販促効果が強く表れたものの、ネット広告だけを投下した店舗ではほとんど売り上げの伸長が見られなかった。

高機能フライパン 投下広告別売上推移(週別:2019年2月13日-3月5日)

結果の詳細は、下記資料でご覧ください。

これらの発表資料と詳細な報告書(以下「本レポート」)の著作権は、株式会社読売新聞グループ本社に帰属します。本レポートは、新聞広告・折込チラシの増進を目的として、転載・引用してご利用いただくことができます。ご利用を希望される場合は、下記連絡先にあらかじめご一報の上、以下に記す注意事項に従ってください。

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